百箇日 | 8.9.10…シビル&dodici&Treize

百箇日


8.9.10…シビル&dodici&Treize-百箇日

2009年1月26日に虹の橋を渡り

私達の前からクリンが姿を消してから

5月5日で100日となりました


亡くなった日から四十九日までは、七日目ごとの法要を行って、その後は百箇日の法要となるそうです

儒教の教えによると、すでにクゥチャンは輪廻を終えているそうですが、もしその輪廻先が
イヤだった場合、観世音菩薩様にお願いして再審してもらえる日だそうです

それと、百箇日は卒哭忌(そっこくき)ともいうそうで、
「哭」は、声をあげて泣きさけぶ、「卒」は、終わる、という意味だそうで

大切な人が目の前から消えてしまい、残された者がどんなに悲しくて、辛くても
100日を過ぎたら、空の上から心配させないように前を向いて頑張って生きて行きなさい

と、生きている私達にけじめをつけさせる日でもあるようです


今、私達は5ネコ達に囲まれて、心穏やかな毎日を過ごしています

彼らの中でクゥチャンがいなくなったことで、何か変化が起きたのかはわかりませんが
絶えず誰かがクゥチャンに寄り添っていましたから、その寄り添える弟が、お兄ちゃんが
いなくなったことで、私達との間になんとなく変化があったような気がします

なんだか、みんなが甘えっ子になった感じがします

膝の上に乗ってきて、くつろぐなんて事今まで無かったのに…
フトンの中に入ってきて一緒に寝る子はクゥチャンだけだったのに…

みんなが寂しくないようにと寄り添ってくれているような感じがします


毎日、毎日流れていた涙も流れなくなりました

クゥチャンの事を冷静に話している自分にビックリすることもあります

もう、10年以上も前にやっていたテレビ番組でウッチャン・ナンチャンが司会で
「××ができたら100万円」とかいうチャレンジ番組があって

その中で「1分間で涙を流せたら100万円」っていうチャレンジがあったのを覚えています

今の私だったら、クゥチャンの事を思い浮かべたにすぐに波がポロポロ流れ出るのは間違いなく

絶対に100万円をもらう自信はあるから、また番組が始まればいいのに…

なんてことを考える余裕もできてきましたが

それでも

やっぱり100日経ってもいつも、クゥチャンの事は頭から離れないし

クゥチャンが通っていた病院の前は通れなかったり

クゥチャンの好きな缶詰ゴハンをお店で見つけるとノドの奥が痛くなって、慌ててその場を立ち去ったり

クゥチャンの事を知っている人とおしゃべりすると、やっぱり涙がこぼれ落ちます


クゥチャンが生まれ変わったら…

私達の所に戻りたいと…観世音菩薩様にお願いしてくれていたら

いいな